3.アイソレーションタンクの搬入風景

アイソレーションタンクと癒しの店 Lenka

2010年08月12日 16:06

 

Lenkaでは、外人住宅の普通のお部屋に
どどーんと大きなアイソレーションタンクを
置いているので、よく

「どうやって入れたんですか」

と聞かれます

そこで今回は、搬入までの様子をまとめてみたいと思います


Lenkaのアイソレーションタンクはイギリス生まれ。
船に乗って、アフリカ半島の下を回り、はるばる
博多までやってきました。

そこで、入管の手続きを経て(めずらしいものなので
X線検査があったりで、だいぶ時間がかかりました)、
いよいよ沖縄へ。

そして陸路でここまでやってきたのですが、
到着した日はすごい土砂降り!
運送屋さんの4名と、様子を見に来てくれた
デザイン事務所の2名、計6名の方の手を借りて
部屋の中に運び込むことになりました。

まず、駐車場にトラックを停めて、アイソレーションタンクを
クレーンで吊り上げ、屋根の上を通して庭に下ろしました。
(動画)http://www.youtube.com/watch?v=rYJnWda4N5s

庭に下ろしたところ。梱包材に包まれています。
   

バールでバリバリバリ~。
   

見えてきました! シートが貼られてます。
   

ドアのパーツを外したところ。中にエンジンボックスが入ってます。
   

そして、台車に乗って裏庭側に移動。
土砂降りで地面がぬかるんでいるので、板を渡しながら、
少しずつ進んでいきます。
(動画)http://www.youtube.com/watch?v=z1xeGUOXCxI

その後いよいよ、部屋の中に搬入!
・・・となるわけですが、このアイソレーションタンク、
突起のないデザインの上に、雨でびしょぬれなので
ツルツルすべる。

そんなタンクを、狭い裏庭に立てた状態で運び、
塀の上にかつぎあげ、両脇1cmしか隙間のない
窓に入れる・・・という、神業のような作業。

何度も息をのむ瞬間があり、とてもとても写真なんて
撮れる雰囲気ではなく、どうかけが人が出ませんように、
ぶじに中に入れられますように
と祈りながら眺めていました。

そんな風にして、なんとか部屋の中にぶじ入れることが
できました。

↓この写真、ずいぶん小さいシャワーブースだなぁという感じに
写ってますが、ちがうんです。シャワーブースはけっこう
大型なんです。アイソレーションタンクがでっかい
   

搬入が終わってから、ロンドンに連絡を入れ、設置に
来てもらう日にちを決めたので、実際に設置に来て
もらったのは、さらに3週間後。

その設置のときもいろいろ大変で、最後には
「ハイ次はなにがくる~?」
なんて感じで楽しめるようになっちゃいました

その様子はまた次回!
よかったら覗きに来てくださいね~


 

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