てぃーだブログ › アイソレーションタンクと癒しの店 Lenka › ■ 体験談 › 体験談: 胎内回帰(NIさん)


アイソレーションタンクの故障等、いくつかの事情が重なり、
アイソレーションタンクを休止させていただくことになりました。
せっかく見つけていただいたのに申し訳ありません。

日本全国に素敵なアイソレーションタンクサロンがありますので、
ぜひ探してみてください。素晴らしい体験ができると思います。

* Due to mechanical trouble of the isolation tank,
we decided to stop accepting reservations.
We are sorry for the inconvenience.



体験談: 胎内回帰(NIさん)

2010年10月29日/ ■ 体験談

リスニングボディとのコラボを定期的に受けてくれている、
NIさんから体験談をいただきました。

アイソレーションタンクではみなさん実にさまざまな
体験をされるのですが、NIさんの体験は特に印象的で、
ずっとみなさんにお伝えしたいと思っていました。

1回目・2回目で内容が続いているので、ぜひ続けて
読んでみてくださいね。

-----------------------------------

初めてのアイソレーションタンク&リスニングボディのコラボ体験。
未開の地(?)に行くドキドキとわくわくを胸に、タンクにソッと足を入れる私。
気持ちいい水温。
塩分でまったりとした水を、しばし体で楽しみながら静かな無音の世界へ。。。

無音なはずなんだけど、やたら騒がしい…あ、頭の中の声。
なにやらずっとあれこれつぶやいている。
無理にこの声をかき消そうとせず、自然に流す。

すると30分くらいでこの声が静かになってきた。
まどろむ意識の中に、ポワーンと浮かんできたのが『子宮』という文字。
(ん? 子宮?)
キャッチはしたものの、最初はつながりがわからない。

しばらくその展開に逆らわずにいると、この感覚が次第にしっかりしたものになり、
母のお腹の中に浮かぶ自分がぼんやり見えてきた。
不安そうに外の様子をうかがっている私。
とにかく外の世界はせわしなくて、ガヤガヤわさわさうるさい感じなのだ。
(あぁ、やだな。出たくない…)

お腹の中の方が幸せというわけでもないけれど、
外よりは自分が自分でいられる感じがする。

母のお腹で誕生を待つ私。
そして母と、外の世界いる父、姉、兄。
ものすごくリアルな感覚に驚きながらも、その時の自分の感情をしっかり味わった。

出なくてはいけないとわかってるけれど、覚悟が決まらない様子の私。
子宮にへばりついていたい気持ちを味わい尽くして、ブルーになった。
(そっか、私ってこの世界に出るのがそんなに怖かったんだね…)と、
自分の根っこにある誕生時の恐怖と向き合い、もう一度体験したという感じ。

タンクの時間を終え、シャワーを浴びブルーな顔のままリスニングボディが始まった。
笑顔で迎えてくれたゲンさんに、私の第一声は「ブルーです…」
ゲンさん『どんな風に?』
そこからは、胸の奥深く溜まったありとあらゆるさまざまな感情を吐き出し…
出尽くした頃には脱力感が。
スッキリというより、巨大な脱力感に体を取り巻かれて動けない感じ。

帰りの車の中では、ずっと(そっかそっかぁ…はぁ…)というため息ばっかり
ついていたような。
この先どんな風にどの方向に心が動きだすのかまったく予測も出来ず、
しんどいなぁという気持ちと進歩できるかなという期待と。
まぜこぜの気持ちで、私の初タンク&リスニングボディコラボデーは終了しました。



同じカテゴリー(■ 体験談)の記事

Posted by アイソレーションタンクと癒しの店 Lenka at 16:51│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。