アイソレーションタンクと癒しの店 Lenka

こんにちは！

じゅんこです。


その昔、１０代の頃、私は
ガチガチの思い込みの中に住んでました。

世界には正しいこととまちがっていることがあり、
人は正しいことだけをしなくてはいけない。
常に正しい選択をしなくてはいけない。

好きなもの、嫌いなものではなく、
好きであるべきもの、嫌いになるべきもの。

好きになるべき人、嫌いになるべき人。

正しい行動、話し方、笑い方、遊び方・・・


性格も人格も、思考して選んで決めていくもの
なんだと思っていました。

なんでだったんでしょうかね(￣▽￣)


この時期ってほんっとに生きづらくて、
よくがんばったねって思います＾＾；


軽く心霊体験をすることはあったので、
いわゆる「見えない世界」はあるんだろうなぁと
思っていましたが、

そういう話を好む人の話は
主観的だったり、感情的すぎたり、
根拠がまるでなかったりと、

「論理的でない」と感じられてしまうことが多くて、

当時の私には「なにかあるはず、
でもこの人たちはちがう」としか
思えなかったのでした。


そんな頃、ふと紹介されて読んだのが

『生きがいの創造』

でした。


経済学者の著者が、世界の文献から事例を集めて、
生まれかわりを論理的に語っていく内容で、
世界観がすっかり変わるような衝撃を受けました。

それから、同じ著者の方の本を続けて何冊か読んだあと、
しばらく離れていたのですが、

先日ふと、また気になって読んだのが
表題の『生きがいの創造 IV』でした。




著者の飯田史彦さんは、大学教授を退任してから、
「実は」と明かしはじめたことがあって、
それは、亡くなった方とお話ができる、
ということでした。

２０１１年の震災で、ご自宅のある福島で
被災されたあと、亡くなってまだ天に還っていない
方たちと話した内容が、書かれています。


希望がいっぱいの内容なので、
こういう話に抵抗がない方は、
ぜひ読んでみていただきたいな、と思います！

今回は、この本の中で私が個人的に
「あーー！！」と思った部分を
ご紹介させていただきますね(*^_^*)


思い残すことがあって、「この世」にとどまっていた女性。
飯田さんとの話の中で、少しずつ
「光の世界」へ戻る心の準備ができていくのですが、
そのとき、自分に話しかけてきていた男性の存在に
気付きます。

それは、震災ですでに亡くなって、光の世界へと
戻った、高校時代の先生でした。


その男性と、飯田さんとの会話です。


飯田　「（前略）それで、あなたのご遺体ではなく、
　　　　あなた自身は、今どちらですか？」

男性　「＊＊＊としての人生を終えて、こちらに戻ってきました……
　　　　というか、本当は、ずっとこちらにいたのですが」

飯田　「ずっとそちらにいた？

　　　　……あなた自身というか、あなたの正体は、
　　　　ずっとそちらの光の世界にいながら、
　　　　こちらの物質世界で生きる＊＊＊という名前の
　　　　肉体と脳とつながりながら、その人物の人生を
　　　　体験していたというわけですね？」

男性　「はい」

飯田　「だから本当は、『来た』とか『還った』という表現も、
　　　　正しくないというわけですね？」

男性　「はい、私自身は、ずっとこちらの世界にいたことを、
　　　　死んで肉体を離れてから思い出しました……

　　　　本当は、『離れる』のではなく、
　　　　『脳とのつながりを終える』ということなのですが」

飯田　「なるほど、もともと、あの世とこの世を行ったり来たり
　　　　するわけではなく、あなたの正体はそちらの世界に
　　　　いるままで、こちらの物質世界に存在する
　　　　一つの肉体を選んで、その脳とつながり、
　　　　その肉体を操作しながら、人間として生きる人生を
　　　　経験する……

　　　　そのことを、『生きる』と表現するのですね？」

男性　「その通りです」


内容自体は、阿部敏郎さんや雲黒斎さん、
賢者テラさんのブログや著書で語られていることで、
頭では知っていたのですが、

この会話の部分で、私にとって足りなかったピースが
埋まったみたいで、ストン！　と中に落ちたのでした。


人生って、

「体験型スーパーリアル人生ゲーム」

なんですね♪♪


これが腑に落ちるほど、
自分の劣等感も、周りの人への同情も、
急速に薄らいでいくのを感じます。


だって、自分で「キャラ選択」して、
このキャラ設定ならどんな人生体験が
できるかなって、やってみた。

ということですもんね。


アイソレーションタンクで深くリラックスしたとき、
ふと体の中から離れて、普段は感じられないくらいの
安心、つながり、愛を感じたときの体験は、

脳と体とのつながりがちょっと弱くなった瞬間
だったんだな、と実感しました。



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