アイソレーションタンクと癒しの店 Lenka

こんにちは。
Lenkaのじゅんこです。

久しぶりの投稿となりました。


実は今年に入ってから、アイソレーションタンクの故障が
重なっていました。

二度修理したのですが、今月に入ってまたブレーカーが
落ちてしまい、いまは安全な運用が難しいと判断しました。


定期的に入るのを楽しみにしてくださっている方も多かったため、
とても心苦しく、決めるまでずっと悩みましたが、
いったんアイソレーションタンクを休止させていただきたいと
思います。

再開の予定は、今のところ未定です。
再開のときにはまた、HPやブログ等でお知らせさせて
いただきます。


なお、雑貨の方は今後もときどきオープンの予定です。


以下、詳しい経緯も書いてみました。
もし、なにかピンとくることがありましたら、
ぜひご連絡いただければと思います。


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Lenka はお店と自宅が同じ建物にあるのですが、
今年に入ってから、順々に４箇所の電球が
つかなくなっていきました。

長寿命の電球のはずなのにおかしいな、と
不思議に思っていたら、ある日の朝、
建物全体の電気が使えなくなり、
家中にプラスチックが焦げるような変な匂いが
充満しました。


電気屋さんや、施工業者さんに調べてもらった
結果、タンクが原因で一時的に漏電が発生
したけれど、タンクだけ電源を入れなければ
大丈夫、とのこと。


Lenkaのアイソレーションタンクはイギリス製で、
普通の業者さんは外国製品を扱ってくれないので、
基地関係の仕事をしている会社に修理を依頼しました。
（なので、けっこう高いのです・・・）


その結果、タンクのモーターがダメになっている
とのこと。モーター全体のメンテナンスをして、
つなぎ直したら、また無事に動き始めました。


ところがしばらくして、今度はタンクからモーター側に
水を送るためのホースが漏水しました。

これも同じ業者さんがすぐに対応してくださり、
数日後には対応が終わったのですが、

・ モーターは湿気に弱いので、また同じことが
　起きるのではないか。

・ ホースは劣化している可能性があるので、
　ホースごと取り替えた方が良いのではないか。

というお話がありました。


漏電は、火事になる可能性がありました。
ブレーカーは自宅側にあるので、
私の不在時にはどうすることもできなくなります。

また、漏水は、気づかなければ１階全体が
塩水で水浸しになるところでした。



ここまでで、並行してずっと抱えていた問題が
２点ありまして・・・


ひとつは、建物の構造的な問題です。

タンクルームが防音にできることが前提で、
お店と自宅が同じ建物にあるという
いまの形になったはずが、

実は２階の足音がそのままタンクルームに
聞こえてしまうという問題が後に発覚しました。


梁の形の問題なので、タンクルーム自体を
いくら防音しても、解決できないというのです。


移転当時、子どもたちは５歳と９歳。

「静かにして！」
「足音を立てないで！」

と言い続けるのもなかなか大変で、
できるだけ外に出かけるようにしていたのですが、
体調が悪かったりで家にいたい日ももちろんあり・・・


子どもたちも大きくなってきて、
だいぶ楽にはなってきたものの、
シャワーも洗濯も掃除も音が響いてしまうので、

たとえば高額の修理費を支払って、
タンクを再開したとしても、
「たくさん宣伝してたくさん予約が入るように」
という方向にはできず、これまでもずっと
板挟みのような状態が続いていました。



もうひとつの問題は、私の健康状態のことです。

子供の頃から、天気に合わせて体が重くなる
ということは自覚していたのですが、
年を重ねるにつれ、疲れやすさ、バテやすさが
増していきました。


最近になってようやく、「気象病」とか「気圧症」
とか呼ばれるようになり、ネットでも調べられるように
なってきましたが、

病院の検査ではなんの異常も出ないため、
治療ができないんだそうです。


私の場合は特に、気圧が下がっていくときに
一気にいろんな症状が出て動けなくなるんですが、
今年は回復が追いつかないくらい頻繁に起き、
１月～３月は寝込んでばかりいました。

数年前まで、「自分は怠けているだけなんじゃないか」
「みんなはこれくらいで寝込んだりしないだけ
なんじゃないか」と疑い、自分を責めてきましたが、
ここ数年でようやく「そういう体質なんだ！」と
受け入れられるようになってきました。

同じように、慢性疲労のような状態で
自分を責めている人は多いので、
一応書いておきたいなと思ったんですが、
責めるのをやめて、客観的に観察するようにすると、
自分についていろいろ発見があると思います。


漏電が起きたとき、ずっと抱えていたこの２つの
問題があったので、修理するかどうか、実は
迷いました。

でも不思議なことに、立て続けに予約希望が入り、
修理が終わるのをみなさん心待ちにして
くださったので、「やっぱり直そう！」と思いました。


そして、修理後しばらくしてから、漏水。


どうやら気圧症はストレスで悪化するようで、
タンクのトラブルと、他にも今年はさまざまなことが
起こり、その結果、さらに寝込みがちになって
いきました。



「タイミングが合っていないんだな」

と思いました。


また人生のステージが変化して、たとえば
私たち家族が転居するとか、タンクのサロンを
長年やりたかった人に出会うとか、

ふとタイミングが合い、みんなが負荷なく
ウィンウィンで楽しめるときがきっと来るはずだと
思いました。


そんな中、今月に入ってまたタンクのブレーカーが
落ちてしまったため、いまのところはこのまま
修理せず、タイミングが合って再開が決まったときに
すべてを再スタートしよう、と思いました。


先日、ラジオに呼んでもらってアイソレーションタンクの
話をさせていただいたとき、「私はやっぱり
アイソレーションタンクの世界が好きなんだなぁ」と
再発見しました。

これからの時代にますますピッタリ符合していくように
感じています。


偶然の位置がいくつも重なった結果、
アイソレーションタンクの存在を知り、
理想のアイソレーションタンクに出会い、
沖縄に導入することができました。

いろんな方と出会い、体験を共有し、
やっぱりアイソレーションタンクはおもしろい、
と確信を深めていきました。


でも、運用していくのは私じゃなくていいのかもしれない。

ビジネスパートナーと思える人に出会うのか、
「この人にぜひ！」と思える人にまるごと
譲渡していくのか、いまはまったく分かりませんが、
私の感じているとおり、いまの時代、いまの沖縄に
合っているなら、何か次の展開がやってくるのでは
と思っています。


これまでの経緯と思いを、思いつくままに
書いてみました。

今回は休止という決定になりましたが、
すべてがいい方向に向かうと信じて
これからも進んでいきたいと思います。

長文になりましたが、最後まで読んでくださり
どうもありがとうございました。


林　純子